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Video-Game Music Registry:好きなゲーム音楽を適当に紹介します。

#086 『黒衣の円舞曲』(大迫杏子/よるのないくに2 ~新月の花嫁~/PS4・PSV・NS)

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ガストが送る美少女従魔RPGよるのないくにより、大迫杏子作曲、

2の『黒衣の円舞曲』。ミュベール関連のイベントで流れます。上記動画の2:00から。

教皇庁が絶大な権力を振るう世紀末の退廃的な舞台設定のもと、人間と妖魔という種族間の垣根を越えて美少女たちが互いに惹かれあうよるのないくにシリーズ。本作は前作同様に幾度かの延期を繰り返してようやく発売され、百合とダークファンタジーが混在する濃厚な世界観は健在である。本作からは戦闘において従魔と呼ばれる使い魔たちの他にパートナーとしてヒロインと共闘することができ、各ヒロインとのドラマにも力を入れている。

本作の音楽を担当するのは前作の三人(浅野隼人氏、阿知波大輔氏、柳川和樹氏)に加え、大迫杏子氏を含む六人の作曲家を新たに迎い入れて九人体制となった。大勢の作曲家たちを抱えつつ、サウンドは一貫して陰鬱で荘厳なスタイルを追求している。ゴシック調を思わせる艶やかで華美な曲調が多いなか、戦闘曲はハードなエレキギターの音色を取り入れるなど、シチュエーションごとにメリハリが効いた出来栄えになっている。

ヒロインの一人・ミュベールは、主人公・アルーシェにとっての憧れの先輩騎士であり、人工的な実験と拷問の末に妖魔に堕ちた経緯を持つ。彼女とのイベントで流れるこの曲は、栄えある騎士時代の光と、絶望的な惰性に塗れた妖魔時代の闇という、相反する二つの性質をひとまとめに表現している。淑やかなピアノソロから始まって徐々にストリングスを交えて盛り上がるさまは、強く、儚く、美しくの三拍子が見事に揃った仕上がりとなっている。

ミュベール戦での戦闘曲は矢野達也氏によるこれのアレンジでして。協奏曲風の壮大なオーケストラが魅力です。というわけで『Danza de blanco』(ゲーム内のサウンドテストでは『境界での相剋』表記)をどうぞ。

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※単曲動画が削除されたので置き換えました。