VGM格納庫

Video-Game Music Registry:好きなゲーム音楽を一日一曲を目安に紹介します。

#201 『Light of Nibel』(Gareth Coker/Ori and the Blind Forest/PC・XOne)

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Moon Studiosがおくる幻想的な横スクロールアクションアドベンチャー

Ori and the Blind Forestより、Gareth Coker作曲、『Light of Nibel』。

エンディング曲。

嵐に見舞われ死に絶えんとするニブルの森を舞台に、孤児の精霊オリが災厄の根源たる闇に立ち向かうという筋書きの本作。その洗練された世界観と冒険心をくすぐる硬派なギミックの数々、神秘的な雰囲気のもとで描かれる雄大なシナリオは、何より特徴的な息を呑むほど美しいグラフィックと相まって、主に海外を中心に好評を博している。先月続編にあたるOri and the Will of the Wispsのトレイラーが公開され、2019年の発売が待ち遠しい。

本作の音楽を担当するのはGareth Coker氏。イギリス出身の作曲家で、ゲーム音楽の他には映画やCMなども幅広く手掛けている。本作では、その幻想的な作風に合わせて、楽曲はすべてフルオーケストラで構成されている。コーラスにはAeralie Brighton氏、フルートにはRachel Mellis氏、オーボエにはTom Boyd氏などの精鋭が参加しており、いずれも質の高い仕上がりとなっている。音楽に関する賞もいくつか受賞している。

闇に閉ざされていたニブルの森を救う旅の終わりを飾るのは、「ニブルの光」と題したこの曲である。メニュー画面で流れるメインテーマをアレンジしたもので、このメインテーマはこの曲以外にも様々な楽曲のなかでライトモチーフとして引用される。オーケストラの醍醐味をぎゅっと詰め込んだ壮大なシンフォニックサウンドが魅力で、ダイナミックに展開する曲調をBrighton氏の躍動感あふれる歌声が鮮やかに彩る。その生気に満ちた音使いは、エンディングにふさわしい聴き心地の良さを誇っている。

メニューの曲は当初のオリジナルサウンドトラックには未収録でしたが、後のDefinitive Edition用の拡張サントラで収録されました。『Main Menu』(おなじくfeat. Aeralie Brighton)、あわせてどうぞ。

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