VGM格納庫

Video-Game Music Registry:好きなゲーム音楽を一日一曲を目安に紹介します。

#205 『Sweeping Seashore』(幡谷尚史/ナイツ ~星降る夜の物語~/Wii)

www.youtube.com

セガサターン往年の名作であるナイツの待望の続編・星降る夜の物語より、

幡谷尚史作曲、『Sweeping Seashore』。アクアガーデンで流れます。

夢の世界を自在に飛び回る優れたアクション性で知られるナイツ。実に11年ぶりに発売された本作は、空を飛ぶ爽快感はもちろんのこと、進化したグラフィックでおくられるバラエティ豊かなビジュアルが、その幻想的な世界観を鮮やかに描き出している。ムービーを取り入れて綴られる二人の主人公・ウィルとヘレンの物語は、思春期特有の葛藤と決意に満ちた出来栄えとなっている。

本作の音楽を担当するのは前作から引き続き作曲に携わる熊谷文恵氏、ササキトモコ氏、幡谷尚史氏に加え、大谷智哉氏や床井健一氏といった、セガ所属の作曲家などからなる総勢十名である。大人数の作曲家で彩られる本作の楽曲は、色とりどりの夢の世界・ナイトピアでの冒険を一段と魅力的なものに仕上げている。前作屈指の名曲『Dreams Dreams』も、本作ではアレンジされてここぞというタイミングに流れる。

アクアガーデンはヘレンが初めて訪れることになるナイトピアで、母なる海をイメージした不思議な海底の楽園である。魚が宙を舞い、空にも海が広がる浮遊感あふれるステージを飾るこの曲は、陽気で前向きな音使いが特徴である。温かなアコースティックギターとともに奏でられる煌びやかな音色は、どこか浮世離れしたリゾート地のような雰囲気を漂わせる。序盤での疾走感あふれる短音の連続や、サビでの開放感あふれるメロディーラインは、ともに大自然の豊かさを感じさせ、童心をくすぐる可愛らしい曲調が、涼しげで楽しげなステージを華麗に表現している。

夏の暑い日に聴きたい一曲です。夏といえば真っ先に思い浮かぶのはマリオサンシャインの『ドルピックタウン』ですが、それもいずれ今夏中に紹介しましょう。

※宣言通り紹介しました。

thytimes.hatenablog.com