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Video-Game Music Registry:好きなゲーム音楽を適当に紹介します。

#233 『Let's Dance, Boys!』(山口裕史/ベヨネッタ/X360・PS3)

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プラチナゲームスとセガがおくる∞クライマックスアクション・ベヨネッタより、

山口裕史作曲、『Let's Dance, Boys!』。エンディングの曲。

派手なアクション、妖艶なキャラクターデザイン、センスあふれるダイナミックな演出の数々で各方面に衝撃を与えた本作。常にクライマックスであるかのような絶頂の盛り上がりのなかで繰り広げられる物語は、リアルタイムで即時に切り替え可能な武器や、タイミングよく敵の攻撃を回避することで発動できる無敵時間・ウィッチタイムを駆使しながらスタイリッシュに進行する。シリーズ化もされていて、目下スイッチ向けに3が開発中とのことである。

本作の音楽を担当するのは山口裕史氏をはじめとする、プラチナゲームスやセガやその他諸々いろんなところに所属している作曲家たち総勢九名である。ジャズの名曲のアレンジや、セガの往年の名作からのアレンジも収録されていて、本作のサウンドトラックは五枚組というかなりのボリュームになっている。洋画仕立ての本作に合わせて、各シーンを彩る劇伴とも言うべきサウンドは、いずれもシチュエーションにマッチした良曲が揃っている。

本作の楽曲のなかでもとりわけ印象的なのは、エンディングで流れるこの曲である。スタッフロール中はもちろんのこと、その後におまけとして挿入されるムービーでも流れるため、主人公ベヨネッタの大胆で熾烈で官能的なダンスとともに否が応でも記憶に残る。クールなピアノ、艶やかなコーラス、日頃の鬱憤を吹き飛ばすような晴れやかで麗らかなサクソフォンによって奏でられる本格的なダンスミュージックは、中弛みすることなく最初から最後までクライマックスを貫き通す。ミュージックビデオとしての完成度の高さも相まって、本作を代表する一曲である。

どうでもいいことですが個人的にベヨネッタはショートヘアのほうが好みです。