VGM格納庫

Video-Game Music Registry:好きなゲーム音楽を適当に紹介します。

#239 『Dance and Death "body"』(関河義人/Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン/3DS)

www.youtube.com

インテリジェントシステムズが手がけるターン制シューティングシミュレーション・

Code Name: S.T.E.A.M.より、関河義人作曲、『Dance and Death "body"』。

ミッションで流れる曲の一つ。

ファイアーエムブレムシリーズで知られるISがおくる本作。蒸気機関がめざましい発展を遂げた19世紀のアメリカを舞台に、リンカーン大統領率いる精鋭部隊S.T.E.A.M.は突如襲来したエイリアンに対抗しながらミッションをこなしていく。アメコミ調の愉快な世界観に、有限のスチームエネルギーやオーバーウォッチと呼ばれる待ち伏せ攻撃を駆使しつつ敵を掃討していくゲーム性は、なかなか一筋縄ではいかぬ歯応えのある仕上がりとなっている。amiiboを使うとFEのキャラクターも参戦してくれる。

本作の音楽を担当するのは関河義人氏。主にFEシリーズの作曲家として、平野義人名義で長らくISに所属していたが、現在はフリーランスで活動している。氏は本作では全曲単独で作曲していて、スチームパンクな雰囲気にふさわしい、エレキギターをふんだんに取り入れたハードな楽曲が多く揃っている。戦闘の進捗状況や必殺技使用時などに合わせて曲が切り替わることで緊張感を煽ってくれる。

本作に収録されている多くの曲はバリエーションが三つ用意されている。この曲は同じくDance and Deathの名を冠する三曲のうち二番目に位置するもので、一番目『Dance and Death "leg"』の静けさとも、三番目『Dance and Death "soul"』の激しさとも一線を画する、底知れぬ美しさがある。荒々しいエレキギターに、荘厳なコーラス、優雅なストリングス、静謐なピアノが加わって、どこか神秘的にさえ響くロックサウンドが印象的である。戦略的な立ち回りを要求されるゲーム性と相まって、程よい昂揚感を演出してくれる。

英語版だと曲名はDance and DeathではなくDeadly Danceで統一されているそうですね。『Dance and Death "leg"』(上)と『Dance and Death "soul"』(下)、あわせてどうぞ。

www.youtube.com

www.youtube.com