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Video-Game Music Registry:好きなゲーム音楽を隔日更新で紹介します。

#266 『Battle - b2』(小塚良太/真・女神転生IV/3DS)

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アトラスがおくるRPG真・女神転生より、

小塚良太作曲、4の『Battle - b2』。大ボス戦の曲。

悪魔が跳梁跋扈する破滅的な世界を舞台に、人と神と悪魔の果てしない抗争を描いたメガテンシリーズのナンバリング4作目にあたる本作。和とファンタジーが融合した東のミカド国を舞台に、18歳の誕生日を迎えた主人公は、魔法の遺物・ガントレットの儀式に臨み、ガントレットに認められたことで秘密裏に国を守るサムライ衆の一員に抜擢され、知られざるナラクの世界に足を踏み入れることになる。9年ぶりの新作ということもあり、ファンタジー色の強い舞台設定やシンボルエンカウント式のプレスターンバトル、悪魔合体システムの簡略化など、今までとは毛色の違う要素が多く含まれている。後に本作の直接の続編としてFINALが登場した。

本作の音楽を担当するのは小塚良太氏、小西利樹氏、土屋憲一氏。三名ともアトラスに所属している作曲家で、このうち小塚氏と小西氏は真・女神転生のナンバリングタイトルには初参加である。また、小塚氏は続編のFINALでは新規曲をすべて担当している。本作は革新的な要素が目立つが、こと音楽に関しては従来のメガテンらしさを踏襲した重厚感あふれるロックサウンドが揃っている。サウンドトラックは4枚組、収録曲はぜんぶで100曲を超える大ボリュームとなっている。

ボスはボスでも大ボスとの戦闘で流れるのがこの曲である。重苦しいエレキギターの音色から始まり、イントロが明けると、チューブラーベルと思しき鐘の音をリズミカルに鳴らしながら禍々しさたっぷりに曲が進行する。一旦鐘の音が止むと、次に鐘が入るときにはエレキギターが即興風の唸り声を目一杯轟かせ、さらにまた再び鐘が息を潜めると、束の間だけ静かな間奏が挿入される。ギターが静寂を破った暁にはループへと突入し、悪意に塗れてどす黒く染まる本作の世界観にきらり煌めく不思議な陽気さを感じさせてくれる、そんな一曲である。

鐘が何とも言えず魅力的です。一見パーカッションのような扱いでもあり、それでいて主旋律のような役割も果たしていて、ノリの良さが素晴らしいですね。