VGM格納庫

Video-Game Music Registry:好きなゲーム音楽を一日一曲を目安に紹介します。

#419 『Last Scene』(喜多條敦志/ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス/3DS)

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アトラスがおくる3DダンジョンRPG・ペルソナQ2より、喜多條敦志作曲、

『Last Scene』。第5シアター内で流れます。

悪魔が蔓延る現代日本の高校を舞台に、もう一人の自分の人格・ペルソナを召喚して怪異と戦うペルソナシリーズ。その人気作P3・P4・P5をクロスオーバーさせたものとして登場した本作は、総勢28名のペルソナ使いが集うオールスター作品である。出口のない映画館に閉じ込められた高校生たちがスクリーン上の映画の世界を探検していくという3DダンジョンRPGの形式をとっていて、前作では登場しなかったP3Pの女主人公も大々的に参戦を果たしているなど、キャラクター同士のタイトルの垣根を越えた交流がクローズアップされた仕上がりとなっている。

本作の音楽を担当するのは主に喜多條敦志氏。アトラス所属の作曲家である。氏は本作ではメインコンポーザーとして多くの楽曲を作曲していて、P3・P3P・P4・P5で使用された楽曲のアレンジも手がけている。また、本作ではペルソナシリーズおなじみのボーカリスト陣もかなり充実していて、川村ゆみ氏、Lotus Juice氏、藤田真由美氏、平田志穂子氏、Lyn氏などが軽やかに歌い上げるさまは非常にスタイリッシュである。ダンジョン曲に関しては、映画の世界を探索するというコンセプトゆえ、ヒーローもの、恐竜もの、SFものなど、様々なシーンに沿った個性豊かな楽曲が揃っている。

第5シアター、本作のラストダンジョンに大衆の映画館街は、足元にはフィルムが伝い、周りには扇情的なポスターや煌々と輝くネオンライトが飾り立てられた場所である。そこで流れるこの曲は、都会の夜を彩るにふさわしい、ピアノとギターのアンサンブルが魅力的な一曲である。張り詰めた空気感を体現するかのごとく、終始シリアスさを貫く音使いは、大きな盛り上がりこそないが、来る最終決戦に向けて静かに闘志をみなぎらせてくれる。

P5Rの続報はたしか3月って言っていましたね。