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Video-Game Music Registry:好きなゲーム音楽を一日一曲を目安に紹介します。

#487 『「多摩川」面BGM』(本山淳弘/海腹川背・旬/PS)

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エクシングが手がけるラバーリングアクション・海腹川背より、

本山淳弘作曲、旬の『「多摩川」面BGM』。川のステージで流れます。

伸縮自在なゴムひもを操ってギミック満載のコースを攻略していく海腹川背シリーズの第2作目にあたる本作。スーファミからPSへのハードの移行に伴い、前作からグラフィックが大幅に強化された。やればやるほど上達する奥深いアクション性はそのままに、時折実在の商品の企業広告が入るという斬新な試みが導入されていて、独自の世界観を築いている。後に廉価版として広告を廃したセカンドエディションが発売されたほか、DS向けにも完全版としてリメイクされている。

本作の音楽を担当するのは立川伸治氏と本山淳弘氏。前作でも作曲を務めた二人である。本作はメインとなるステージ曲は4曲のみと限られているが、当時としては珍しくボーカル曲が2曲も用意されている。前作同様に本作の楽曲はいずれものほほんとした作風に沿った癒し系のサウンドが揃っている。サウンドトラックは前作の収録曲とあわせてスィープレコードから発売されている。

川を背景とするステージで流れるこの曲は、のどかで穏やかな雰囲気に満ちた一曲である。お散歩気分で奏でられる明るく陽気なメロディーラインは、なかなか一筋縄ではいかないかもしれない仕掛けの数々を、あくまで焦らずゆっくり、愉快な気持ちで攻略しようという思いにさせてくれる。汎用のステージ曲として繰り返し聴くことになるが、その清涼感たっぷりの優しい音使いは、何度聴いても変わらず清々しい気分を味わわせてくれる。

鼻歌や口笛が似合いそうな曲ですね。川辺を散策するときに聴いたらさぞ素敵でしょう。