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Video-Game Music Registry:好きなゲーム音楽を一日一曲を目安に紹介します。

#557 『Be Alert』(GENKIサウンドチーム/首都高バトル0/PS2)

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元気がおくるレースゲーム・首都高バトルより、

GENKIサウンドチーム作曲、0の『Be Alert』。リプレイの際に流れます。

夜の首都高速道路を舞台に、走り屋の頂点を目指す首都高バトルシリーズのうち、初のPS2作品として原点復帰を掲げて登場した本作。ドリームキャスト版2を下敷きに、本作では新たに登場車種を増やして、アクの強いライバルたちとの個性豊かなレースがいっそう楽しめるようになった。リプレイ時の演出も大幅に強化され、複数のカメラ視点を切り替えてダイナミックに車体を映し出すことで、実戦とは一味違う新鮮なスリルを感じられる。続編の01ではシリーズの作風ががらりと変わることから、ある意味で本作が旧作における完成形とも言うべき仕上がりとなっている。

本作の音楽を担当するのは河村知之氏をはじめとするGENKIサウンドチームの面々。CUBEやツーファイブ、リバーサイドミュージックロックンバナナなど、DC版2に引き続き様々な音楽制作会社が参加している。また、1曲だけではあるが熊谷尚信氏も名を連ねている。本作では過去作からのアレンジ曲がすくなくないなか、本作オリジナルの楽曲も多数収録されていて、いずれも夜のドライブを盛り上げてくれるようなクールなギターサウンドが揃っている。サウンドトラックは本作発売前に先行販売され、特殊条件下でのみ流れるボーカル曲もおさめられている。

くだんのリプレイで流れるこの曲は、電子音とエレキギターが織り成すハイブリッドなエレクトロニックロックナンバーである。破竹の勢いで奏でられるメロディーラインは、興奮冷めやらぬ状態でバトルを振り返るプレイヤーの心情を見事に表現している。疾走感あふれる荒削りなギターの主旋律と、伴奏という立ち位置にありながら負けず劣らずの存在感を放つ電子音が絡み合うことで、イントロからアウトロに至るまで、終始エキサイティングかつエネルギッシュな雰囲気を醸している。カメラアングルの妙とあわせて、最高潮の盛り上がりを演出してくれる一曲である。

ドライブにはもちろんですが、なんとなく音ゲーにも合いそうですね。ギタドラあたりに紛れ込ませても違和感なさそう。