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Video-Game Music Registry:好きなゲーム音楽を適当に紹介します。

#217 『ダーククラフターとの戦い』(大原萌・酒井省吾/タッチ!カービィ スーパーレインボー/WiiU)

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タッチペンを使ってカービィを導くタッチ!カービィより、大原萌・酒井省吾作曲、

スーパーレインボーの『ダーククラフターとの戦い』。ラスボス戦。

DSで発売されたタッチ!カービィの続編として、カービィシリーズ初のWiiUハードにて登場した本作。本家シリーズではない派生作に続編が登場するのも初めてで、タッチペンを魔法の鉛筆に見立てた前作に対し、本作は虹のラインとなって同時に複数描くことができるようになった。本作のコンセプトは粘土で、HDで彩られるクレイアニメ調のグラフィックは、本物と見紛うほど質感が完璧に再現されているなど、非常に完成度が高い。

本作の音楽を担当するのはHAL研所属の酒井省吾氏と大原萌氏。大原氏は2015年に入社したばかりの新人で、本作に関しては入社前に担当している。酒井氏は本家シリーズでは夢の泉DXやドロッチェ団にて作曲経験があるが、エアライドやあつめて!などの番外編を担当することもすくなくなく、本作もその例に漏れない。本作の楽曲はオーケストラを採用していて、サウンドルームの機能が、シリーズとしては珍しく曲名まで表示されるなど、とても充実している。

芸術家クレイシアにより色が奪われた世界を取り戻すべく、クレイシアに挑み勝利をおさめた後に現れるのが本作の黒幕、ダーククラフターである。その最後の戦いで流れるこの曲は、メリハリの利いた聴き応えのあるオーケストラ仕立てとなっている。幻想的なピアノの音色から始まり、ストリングスの重厚の音色が加わると、優雅なコーラスもあわせてすこしずつ着実に盛り上がっていく。サビに来ると、それまでの物静かな雰囲気を保ちつつ、勇ましいメインテーマのフレーズが挿入される。続いて奏でられるストリングスが、美しいヴィブラートを利かせながら高音で締めくくると、再びピアノイントロに回帰する。

メインテーマは初代エンディング(石川淳作曲『あしたはあしたのかぜがふく』)のフレーズ入りですね。ゲーム中でもたびたびアレンジされているので、『タイトル』もあわせてお聴きください。

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